「地球は奇蹟だピカピカ、人間はピカピカの奇蹟そのものだ。」
「おそらく「人間」を宣伝する文案は、かう書くしかないんぢやないでせうか。」
「この宇宙には四千億もの太陽が、星があると申します。それぞれの星が平均十個の惑星を引き連 れてゐるとすると惑星の数は約四兆。その四兆の惑星のなかに、この地球のやうに、ほどのよい気温と豊かな水に恵まれた惑星はいくつあるでせう。たぶんいくらもないでせう。だからこの宇宙に地球のやうな水惑星があること自体が奇蹟なのです・・・・・・。
・・・・・・水惑星だからといつてかならず生命が発生するとはかぎりません。しかし地球にあるとき小さな生命が誕生しました。これも奇蹟です。その小さな生命が数かぎりない試練を経て人間にまで至つたのも奇蹟の連続です。そしてその人間のなかにあなたがゐるといふのも奇蹟です。かうして何億何兆もの奇蹟が積み重つた結果、あなたもわたしもいま、ここにかうしてゐるのです。わたしたちがゐる、いま生きてゐるといふだけでもうそれは奇蹟の中の奇蹟なのです。かうして話をしたり、だれかと恋だの喧嘩だのをすること、それもそのひとつひとつが奇蹟なのです。人間は奇蹟そのもの。人間の一挙手一投足も奇蹟そのもの。だから人間は生きなければなりません」。
井上ひさし『きらめく星座 ──昭和オデオン堂物語──』(1985年、集英社)
このHPは,鹿児島でいじめ自殺事件が相次いだ時期に法律家としての立場から私が執筆したものの記録です。
資料としてご利用いただける部分があれば、幸いです。
個別の具体的な事件には対応できませんけど、「お考えになる」ための資料を法律家の立場から提供いたします。
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(推薦図書)岩脇克己・岩脇壽恵
いじめの記憶編集委員会 『いじめの記憶〜もうだれもいじめないで』(桂書房,2008年12月21日発行)2000円,250頁
*奥田中学校事件で,学校を変えるための運動をされた家族と周りの人々の記録です。教育に関わる方々には一読をお願いしたい。
本屋さんで,「地方小出版流通センター扱い」で注文すると入手できます。
発行:桂書房
〒930−01
富山市北代3683 ―11
FAX:076−434−4617
A. いじめ損害賠償請求事件裁判例リスト
*朝日ネットニュース03.4.21:岩手県一戸町の中学2年の女子生徒(14)が3月末にいじめを苦に自殺した。「いつも仲間外れ。学校いやです、死にたいよ」などと書いたメモも女子生徒の自宅の机の中から見つかったという。学校長は、生徒への聞き取りもせず、いじめはなかったと確信した。
*いじめ自殺事件・福岡地(小倉支部)判平15・9・16(少年4人と保護者に対し,慰謝料556万円認容) 「恐喝や暴行の不法行為が自殺の原因と推定できるが、少年たちに自殺の予見可能性があったとまでは言えない」(新聞報道)。こんなんで裁判官は勤まるんですよ。
B. 裁判例(裁判所HPに掲載されたもの。時間が経過すると消されるようなので)
| 鹿児島県公立中学校いじめ自殺事件判決 | |
| 神奈川県公立中学校いじめ自殺事件控訴審判決 | 最も重要な判決 |
| 都立高校いじめ水死事件控訴審判決 | |
| 福岡県公立中学校いじめ自殺事件控訴審判決 | |
| 体罰報告書の第三者からの開示請求(広島高判平成13) | |
| 体罰・小3年「私語」事件(京都地判平成13) | |
| 教師が頭突き・高1年(那覇地判平成13) |
(注)上掲の判決には、裁判所による編集部分も含めて著作権はありません。
C. 富山地裁平成13年9月25日判決(疑問がある判決)を読む
D.神奈川県公立中学校いじめ自殺事件控訴審判決(補正版)作成中
| いじめ裁判の現状と学校側の法的責任−高度化する教師集団の注意義務− | 第49回九州弁護士会連合会定期大会シンポジウム集「深刻化するいじめと子供の人権ー尊い命を失わせないためにー」1996年11月1日 |
| いじめと人権ーいじめ裁判例を読む | 鹿児島大学法学論集31巻2号87頁以下117頁、1996年 |
| いじめと学校側の法的責任 | 鹿児島大学法学論集32巻1・2合併号125頁以下149頁、1997年3月 |
| 学校教育の現状と法的問題 | 皆村・采女編『教育改革の方向と大学教育』高城書房、116頁以下163頁、1998年 |
| いじめ裁判の現状と展望 | 鹿児島大学法学論集35巻1号1頁以下44頁、2000年12月 |
| 学校の教育責任と被害生徒の親責任 | 鹿児島大学法学論集37巻1・2合併号37頁以下82頁、2003年6月15日発行 |
| いじめ裁判では何が問われるのか | |
| 学校と訣別するとき | |
| 事例を使ったいじめの追体験 | |
| いじめが違法となるとき(神崎中事件) |
G.体罰
H.学校が「子どもの人生」を奪った
I. 親に殺される子どもたち
J. 読書メモ
K.判例・法律・文献の検索
L.主要いじめ裁判例
「憲法その他の法令」「告示、訓令、通達」「裁判所の判決、決定、命令」は誰かの独占の対象となるものではありません。
1.三室小いじめ負傷事件判決
2.十三中いじめ負傷事件判決
3.小川中いじめ自殺事件判決
4.中野富士見中いじめ自殺事件高裁判決(補正版)
梅野正信著『いじめ判決文で創る新しい人権学習』(明治図書、2002年2月)1900円+税
◎被害家族が出版された本(教師は読んでみませんか)
1.岩脇克己・岩脇寿恵・淡川典子・山本定明『いじめ隠し』(桂書房、1996年)1800円
(注)富山市立奥田中学校の事件です。推薦図書
発行:桂書房
〒930−01
富山市北代3683 ―11
電話:0764−34−4600
*この本は、「地方・小出版流通センター扱い」で書店に注文すると手に入ります。
2.前田功・前田千恵子『学校の壁 なぜわが娘が逝ったのかを知りたかっただけなのに』(教育史料出版会、1998年)1700円
| 「わたしたちはみんな、一人一人ちがう。一人一人のよさは、それぞれちがっていて、個性があって、すてきで、かけがえがない。つまり、ほかのどこにもない存在。だから、ちがっても問題ない。人間であるということは、ちがう、ということなんだから」。「心の力を育てるよい方法は、自分のよさをありのままに思い出すこと。つまり、きみとはちがうだれかのふりをしたり、だれかのようにふるまったり、だれかのような服を着たりしようと思わないこと」。 ローズマリー・ストーンズ原作、小島希里訳『自分をまもる本――いじめ、もうがまんしない』(晶文社、一九九五年)。 |
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